いざ台湾留学! 健康診断書の基礎知識

留学を前に準備しなければならない書類はいろいろありますが、今回は健康診断書を取り上げてみましょう。
すべての留学生が必要になるわけではありませんが、いざ発行してもらうとなると病院を探したり、英文の診断書を書いてもらったりと、思ったより時間がかかるものです。
ここでは、よくある疑問を中心に健康診断書についての基礎知識をご紹介します。

1.どんな時に必要?

ビザ申請時

語学留学のための語学研修査証(停留ビザ)を申請する際には、健康診断書は必要ありません。
ただ、滞在期間が6か月以上になる場合、居留ビザへの切り替えが必要となりますが、留学(大学、修士・博士課程)目的の居留ビザ申請には健康診断書(3ヵ月以内に診断されたもの)を提出しなくてはなりません。

※ビザ申請には所定のフォームがあり、大使館業務を行っている台北駐日経済文化代表処のHPからダウンロードできます。
健康診断書の申請フォームはこちら

入学申請時

また、大学によっては入学時の必要書類として健康診断書が含まれる場合もあります。

語学留学生が多く集まる台湾師範大学の国語教学センターや台湾大学の語学センターなどでは不要ですが、淡江大学の華語中心の中国語コース(16週または18週)では、HIV検査や肺結核検査を含めた健康診断書(3ヵ月以内に診断されたもの)が必要です。

これは特にフォーマットの指定はなく、基本的な内容で英語表記なら可とされています。 語学留学の方は、入学予定の大学で健康診断書の提出が必要かどうか、事前にチェックしましょう。

2.検査項目は?

居留ビザ申請用の健康診断書では、次のような検査項目があります。
※なお、外国人用の健康診断書からHIV検査の項目は除外されました。

3.記入方法は?

ビザ用でも入学申請用でも、基本的に英文または中文表記で大丈夫です。
ちなみに、居留ビザ用の指定フォームは中国語と英語が併記されています。

※こちらは病院のフルネーム印が必要ですのでご注意ください。

4.どこで発行してもらう?

外国人対象の健康診断を実施している台湾の医療機関(行政院衛生署に指定されている)または日本の医療機関で発行してもらいます。
日本の病院に行く場合、項目にある検査がすべて可能かどうか、英文による診断書を発行してもらえるかどうかを前もって確認しましょう。

一般の診断書に比べて、英文になると発行まで日数のかかるケースもありますので、余裕を持って病院探しをした方がいいでしょう。費用は検査項目や病院によって異なりますが、1~2万円代が目安です。

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