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受けておいた方がいい予防接種は?

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台湾留学を安心して過ごすために ~予防接種について~

台湾は南北に細長く、北は亜熱帯、南は熱帯の地域に属します。
留学生の集中する台北の年平均気温は約23℃。特に市街地の夏の暑さは留学生泣かせかもしれません。

その暑い気候もあって、さまざまな病気にかかる可能性もあり、注意が必要です。
ここでは、そんな感染リスクを下げるための予防接種について取り上げてみましょう。

1.どんな感染リスクがある?

台湾で感染リスクがある主な病気は以下のものが挙げられます。
なお、台湾は黄熱の感染リスク地域ではありませんが、黄熱流行国(アフリカや中南米)から入国する場合は、黄熱の国際予防接種証明書が必要となります。

感染症名 感染経路 症状 ワクチンの有無
A型肝炎 A型肝炎ウイルスによる感染症。糞便からウイルスが水や食品を介して経口感染。 潜伏期間(2~7週間)の後、発熱、だるさ、嘔吐、黄疸など。
B型肝炎 B型肝炎ウイルスによる感染症。 性行為またはウイルスに汚染された医療器具により感染。 潜伏期間(90~150日)の後、だるさ、食欲不振、吐き気、腹痛、黄疸など。
腸チフス チフス菌による感染症。汚染された水や食品から経口感染。 潜伏期間(7~14日)の後、発熱、腹痛、鼻血、下痢、血便など。 ○ (日本では未承認のため輸入)
狂犬病 狂犬病ウイルスによる人獣共通感染症。感染した動物に咬まれたり傷口などをなめられたりして感染。 風邪に似た症状から始まり恐水症状、麻痺、精神錯乱など。発病すればほぼ死亡。
日本脳炎 日本脳炎ウイルスによる感染症。ブタから感染した蚊によって伝染。雨季に多く発生。 症状が出るのは一部の人。高熱、頭痛、嘔吐、意識障害など。重症例の50%は死亡。
破傷風 土中の破傷風菌が傷口から入ると発病。動物の糞便で汚染された土が特に危険。 潜伏期間(3~21日)の後、口や手足のしびれなど。治療が遅れると死亡も。
麻疹(はしか) 麻疹ウイルスによる急性熱性発疹性の疾患。空気・飛沫・接触感染と感染ルートはさまざま。 潜伏期間(7~14日)の後、風邪のような症状や結膜炎、高熱、発疹など。
細菌性赤痢 赤痢菌による感染症で、世界中で症例あり。汚染された水や食品、食器などから経口感染。 潜伏期間(1~5日)。症状が軽ければ軟便や発熱、重ければ血便、しぶり腹など。 ×
デング熱 デングウイルスに感染した蚊(ヤブ蚊など)によって伝染。人から人への感染はない。 潜伏期間(2~15日)。20~40%の人が発症。激しい関節痛、発疹など。 ×

2.受けておいた方がいい予防接種は?

厚生労働省検疫所は台湾への渡航者を対象に、A型肝炎、B型肝炎、破傷風のワクチン接種を勧めています。
また、台北などの主要都市以外へ長期滞在する場合として、日本脳炎ワクチンの接種を推奨しています。

このほか、病院によっては狂犬病、麻疹、風疹、水痘(みずぼうそう)、おたふくかぜ、腸チフスなどのワクチン接種も勧めています。

3.予防接種の費用

海外渡航者への予防接種などを専門に行っている大阪府医師会の予防接種センター(大阪市天王寺区)によると、接種費用は以下のとおり。

予防接種費用(2015年4月現在、税込)
種 類 費 用
A型肝炎 8000円
B型肝炎 8000円
狂犬病 15000円
日本脳炎 8000円
破傷風 4000円
二種混合
(破傷風・ジフテリア)
4000円
麻疹(はしか) 8000円
風疹 8000円
MR(麻疹・風疹混合) 12000円
水痘(みずぼうそう) 8000円
おたふくかぜ 8000円

4.接種は前もって計画的に

予防接種の種類によっては、間隔をあけて数回の接種が必要なものもあります。
渡航の数か月前から余裕を持って、接種計画を立てましょう。

主なワクチンの接種スケジュール

・A型肝炎

特に抗体保有率の低い60歳以下の人におすすめ。
2~4週の間隔で2回接種。6ヵ月以上滞在する場合、6ヵ月目に1回追加接種すると約5年間の免疫効果が得られるとされています。

・B型肝炎

4週の間隔で2回接種し、さらに20~24週間後に追加で1回接種。

・狂犬病

長期滞在や動物と接触する機会の多い人におすすめ。
4週の間隔で2回接種し、3回目を6~12ヵ月後に接種。
計3回のワクチン接種を終えてから半年以内に咬まれた場合、0日(咬まれた当日)と3日の2回接種が必要になります。
半年以降に咬まれた場合は、0日、3日、7日、14日、30日、90日の計6回接種。

・日本脳炎

流行地域の農村部で長期滞在する人におすすめ。
1~4週の間隔で2回接種し、1年後に1回追加接種を受けると基礎免疫がつきます。
以降は1回の接種で4~5年間免疫効果が続きます。

・破傷風 

よくケガをする人におすすめ。
12歳で定期接種の二種混合(破傷風・ジフテリア)ワクチンを受けた人は、20代前半くらいまで免疫あり。
それ以降は1回の追加接種で10年間有効な免疫をつけることができます。

・麻疹

2回の定期接種のうち1回しか受けていない人や接種したことがない人におすすめ(麻疹にかかったことがある人は不要)。

5.油断禁物! ワクチンで予防できない病気

台湾では病原性大腸菌感染症、細菌性赤痢、デング熱などの感染リスクがありますが、これらの感染症にはワクチンがなく、予防接種で防ぐことができません。

特に高温・多湿の夏場は、細菌性赤痢やA型肝炎など経口感染による消化器系の病気にかかりやすくなります。
また、食中毒のリスクもあるので、食事前の手洗いや十分に加熱調理されたものを食べるなどの予防策を徹底しましょう。
生水の飲用は避け、氷も感染リスクがあるので注意しましょう。

6.留学手続きに必要な「予防接種証明」

ここまで感染症予防の点から予防接種についてご紹介してきましたが、留学手続きの一つとして予防接種が必要になるケースもあります。

台湾の大学・大学院へ正規留学する場合や語学研修査証(停留ビザ)から居留ビザに切り替える場合、居留ビザ申請の必要書類として健康診断書(所定フォーム有)の提出が求められます。

この健康診断書の項目の中に、「麻疹および風疹の抗体陽性検査報告あるいは予防接種証明」があり、抗体検査で陽性であることの証明または予防接種証明が必要となります。

予防接種証明で記載すべき内容は
・接種日
・接種した病院の名称
・ワクチンのバッチ番号 が含まれます。

また、接種日は出国日の少なくとも2週間前でなければなりません。
先にご紹介した大阪府医師会の予防接種センターでも日本語と英語による接種証明書を発行しています(別途料金)。